当然、それを反映するようにナゴドは空席が目立ち、ファンもしらけている様子。
ですが、驚くべきことに、観客動員数は増えているんです。このあたりのカラクリが中日スポーツに書いてありました。
『竜昇れず―谷繁監督兼任体制の誤算11』目立つ空席…喜べない観客増(2015年10月03日)前年比4万8872人増。今季の主催72試合の観客は計204万9784人で、2年連続増となった。「増えたんですか?実感はあまりなかったです」。選手会長・大島の率直な感想だ。発表されている観客数と空席の目立ったナゴヤドームの光景に、少なからず違和感があったのは事実だろう。観客増の背景を探ると、地方開催が減ったことがーつの要因。今季は72試合の主催試合のうち地方球場での開催は昨年から2試台減り、3試合だった。規模の小さい地方開催が減り、収容規模の大きいナゴヤドームでの開催日が増えたため、おのずと観客動員は増したというカラクリだ。現に今季の地方開催3試合は1試合平均1万5502人だったのに対し、ナゴヤドームは同2万9033人。また、ナゴヤドームでは来場したかどうかにかかわらず、「シーズンシートや招待券の枚数も「観客数」としてカウントされる。閑散とした試合の日でも「観客数」は一定数確保されるため、数字と実態に差が生まれる。
数年前は「ジョイナス」なんて言ってるお爺ちゃんがいましたが、ファンを球場に呼び込むための策は功を奏しているとは言い難い状況ですね。
他球団を見渡すと、広島が球団創設66年目で初の200万人を突破。中日を上回るのが確実となった。観客動員で広島が中日を上回るのは、前年7月に広島市民球場が完成した1958年と翌59年以来、56年ぶりだ。DeNAも優勝した98年以来となる180万人突破が確実だ。DeNAは中日と最下位争いをしながらも集客面は絶好調。筒香、山崎康らスター候補が出てきたことに加え、球場のエンターテインメント性やファンサービスを高めたことで確実にファンに受け入れら実にファンに受け入れられている。今年、他球団の球団職員がナゴヤドームを見渡してつぶやいた、「中日だけは何も変わりませんよね」。来年からはフィールドシートが誕生する」はいえ、インベクトや新鮮味を提供したとは言い難い。他球団が斬新な企画等々でファン拡大を実現してるだけに「何もしていない」と映ってしまう。危機感を持ち、球団と選手が一体となって取り組まない限り、明るい展望は開けない。
0 件のコメント:
コメントを投稿
■コメントください