2014年10月4日土曜日

中田ブーちゃんがホームランを打つ日

戦力外の中日・中田…本塁打ゼロのまま終われない! | BASEBALL KING
当時の中日は、中田が守る一塁に主砲ブランコという大きな壁が立ちはだかってはいたが、立浪和義、井上一樹といった左打者が現役を引退。1年目から出場しやすい環境はあった。1年目の夏に初昇格を果たすと、出場2試合目でプロ初安打をマーク。クライマックスファイナルステージにも出場し、第3戦では、和田一浩の適時打で日本シリーズ進出を決めるサヨナラのホームを踏んだ。ロッテとの日本シリーズにも、第3戦に「6番・指名打者」で先発出場。その試合は無安打に終わるも、第6戦では内竜也のストレートをフェンス直撃の二塁打を放つなど、翌年以降に大きな期待を感じさせた。
 飛躍を期待された2011年だが、二軍では首位打者争いするほどの活躍を見せるも、一軍では26試合の出場にとどまり一軍定着することができず。その後は2012年に左膝関節前十字靭帯損傷、2013年には右肘関節形成術で骨棘と遊離体などを除去と毎年のように故障に泣かされた。その間チームは左の代打の切り札として小笠原道大を獲得し、森野将彦を一塁へコンバート。3年目の高橋周平など毎年のように左打者のライバルが増え、段々と存在感が薄れていった。迎えた今季は二軍で打率.343と高い成績を残すも、一軍では16試合に出場し打率.105と売りである打撃をアピールすることができず。
 見た目は“ホームラン打者”の中田だが、結局、一軍では本塁打ゼロで中日のユニホームを脱ぐこととなった。本人は現役続行を希望しており、今後は移籍先を探すことになる。
2軍では打ってるんだよな。

 我慢して使い続ければブレークするんじゃないか…そう思わせる選手が多くて困る。今季の選手起用…新戦力には結果が出なくても使い続ける寛容さを持っていたが(エルナンデス・三ツ俣・工藤・武山)、若手は結果を出さなきゃすぐに2軍に落とす厳しさだった。そういうのもあって、終盤の高橋周平の活躍を見てると、もったいないことしたシーズンだったなと思った。森繁さんが「周平は足が遅いのでショートでは使えない」って言った時にゃ、「このシーズンなんだったの?」って。

 話を戻してブーちゃん。
 そう、見た目はホームラン打者なんだよな。ビジターの実況とかだと、わかってないから「自慢の長打を見せることができるか?」とか平気で言うもんなぁ。
 中日を戦力外になったのは、守備位置のせいってのが大きかったんだろうな。森野やルナ、小笠原とかぶるから。
 他球団で活躍できる日が来るか…やや悲観的。一塁やDHだと、守備よりもパワーに振り切ってる選手が求められるだろうから、ブーちゃんみたいなタイプはなぁ…。仮に3割打てたとしても、ホームランを打てないと厳しい気がして。
 もちろん、がんばって欲しいのだけれども。

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