■えっなぜ!? 憲伸、1000万増(中日スポーツ 2014/11/06)
複数年契約発覚とアップ更改。今季1勝の川上が1000万円増の4000万円でサインしたことを打ち明けると、会見場がどよめいた。
1年前。球団は就任したばかりの落合GMのもと、井端(現巨人)に2億5000万円から88%ダウンの3000万円を提示するなど、チーム全体で8億円以上の年俸をカットした。
そんな寒風吹きすさぶ「減俸祭り」の中で、球団は昨季登板5試合で1勝1敗、防御率3・21の不振により前体制が戦力外通告したベテラン右腕と再契約。ユニホームを用意すると同時に40歳シーズンの現役を約束していた。
だが…。今季は6試合に先発して1勝2敗で防御率4・78。開幕投手を務めたものの、5月7日の阪神戦(ナゴヤドーム)の試合前に腰痛を訴えて登板を回避、そのまま1軍昇格することなくシーズンを終えた。
なぜ1000万円アップなのか。1年前に決まっていたのか、それとも1勝につき1000万円増の契約だったのか。西山球団代表は「4000万円? 知らない。何も言わない。答えません。責任者に聞いて」と報道陣をけむに巻いた。落合GMは無言のまま迎えの車に乗り込んだ。活躍がなければ下げる、活躍すれば上げる…落合GMの明快な査定に対しては「これがプロの世界だ」と賛辞をおくる声も多かったと思う。
1勝2敗で防御率4・78。これで1000万増となれば、さすがに不可解な契約更改と言わざるをえないでしょう。まさか、浜田達郎にチャンスを与えたことで評価されたってわけでもないでしょうし。
「1勝=1000万円」説はどんぶり勘定がすぎて違う気もするけど、1勝で1000万円を獲得したのも事実だしなぁ。1年前に決まっていたとしても、何でアップが既定路線なのって話だし。
川上は悲壮感たっぷりだ。開幕前にすでに腰痛に悩まされていたといい「シーズン通して調子が上がらなかった。片方の腰が痛いだけなら投げられる。両方となるときつかった」。オフは肩や腰の治療と、トレーニングに明け暮れている。結果論ではあるけれど、ショート不在の状況や両者の今シーズンを見る限り、どちらが必要な戦力であったかは明白じゃないでしょうか。
昨年、同じくケガで切った井端に提示した額が3000万円。それを上回る4000万を受け取る井端の同期川上。
いやはや…げせませんな。
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