2014年9月16日火曜日

山崎武司vs伊原春樹

480021940Xさらば、プロ野球 ~ジャイアンの27年 : 山﨑 武司/宝島社



VS伊原春樹

「プライベートの優しさを生かせなかった伊原春樹監督」


「それが、こと野球になると気遣いの姿勢がゼロになる。
 04年4月のナゴヤドームでの起用法然り。監督としての伊原さんは、どうも自分のことしか考えていないように思えてなりませんでした。
 西武ライオンズの監督となった02年に就任1年月にしてチームを優勝に導くなど、その手腕は高く評価されているかもしれませんが、個人的には「その程度か」と思うことが何回もありました。
 例えば采配。2ランスクイズやヒットエンドラン。これらは相手の作戦を見越した奇襲が好きなのであって、それは野球の恨本的な戦術ではありません。奇襲ばかりやって勝てるのであれば、どのチームだってやります。野球とはやはり1試合、1シーズンをいかにプランニングするかが重要。伊原監督にはそれが大きく欠落していました。」


 なんでこの人は、ユニフォームを脱ぐとたちまち常識人になるのだろう…。そのギャップがまた、僕の怒りに再び火をつけてしまったのです。
「何言ってんだよ、あんた、今まで自分がしてきたことを分かってんの?もう、俺とあんたは終わってるの」
 それが伊原さんとの最後の会話でした。
 14年シーズンから西武の監督に復帰することになったようですが、果たしてどんなチームになるのか……。正直、あまり興味はありませんが。



さらば、プロ野球 ~ジャイアンの27年 : 山﨑 武司/宝島社
480021940X

たまるD: 山﨑武司「さらば、プロ野球」

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